ご覧いただきありがとうございます。
初めまして、当ブログ管理人のまきこです。
ここでは少し自分自身の紹介と、仕事大好きの私が大好きな会社を退職した理由、そしてブログの内容についてご紹介します。
管理人まきこの自己紹介
現在、アラフォー独身脱サラ女子。
会社員時代はベンチャー系コンサル会社で、社長室室長という肩書で代表秘書を始めとし、総務、人事、経営企画関係、その他バックオフィス関係全般を任されていました。
20代そして30代前半、プライベートよりも仕事(会社)を優先して過ごしましたが、現在は脱サラして自由に生きています。
仕事中毒の私が会社を退職した理由
学生時代は自由がない身分が苦痛で苦痛で、、早く社会人になりたいと思っていました。
特に経済的な自由を早く手に入れたかった。
晴れて社会人になってからは、同世代の中では負けたくないという反骨精神で、働きまくった20代。
結果、最年少で管理職に昇進、子会社の役員に抜擢、同年代の平均給与の倍近く稼げるようになりました。
同僚からは『会社に住んでるの?』と冗談を言われるくらい、朝から夜まで、そして土日も常に会社にいるような生活でした。(今の世の中ではありえないですよね。もちろん今はそんな事は許されない、素晴らしいホワイト企業です。)
その甲斐もあり、仕事の裁量も増え、評価、ポジション、仕事内容、仕事の仕方、全てにおいて思い描いたそのものでした。私は欲しかったものを手に入れたのです。
もちろん大変な事もたくさんありましたが、それも含めて仕事が楽しくて仕方がない。そんな状態でした。仕事頑張る⇒評価が上がる⇒さらに楽しい仕事ができるという好循環。イケイケどんどん状態です笑
会社は私の在籍期間の10年で約10倍規模に成長、自分の存在意義も感じながら、やりがいも大きく、もう何もいうことはない。
そんな中で自分に信じられない変化が訪れたのです。
・やる気がでない
・集中できない
・仕事をミスりまくる
・急に気分が落ち込んで涙がでてくる
・過剰なネガティブ思考
まさかと思いました。
これまでに他の人の話としては聞いていましたが、自分が当事者になるとは思いもよりませんでした。
しかし実際に私はそういった状態に陥っていったのです。
状況をカバーしようとすればするほど、状態は悪化していきました。次第に仕事に支障がでるようになりました。
そしてついに線がきれてしまったのです。
その日は幹部会議の日でした。私は会議のファシリテーション役でした。いつも通り会議を進めていくのですが、涙が止まりません。周りのスタッフも私の様子に気が付き始めました。私は耐えられず会議を飛び出しトイレに駆け込みました。トイレの個室で鍵をかけ、その場に崩れ落ちたのです。
『もう出来ないのかな。』
観念した私はいよいよ病院に行ったのです。
『うつ病です。休職をおすすめします。』
そう先生に言われたとき、不思議と安心感を得たことを覚えています。
仕事が出来なくなったのは、自分自身のせいではない。病気のせいなのだと。
『うつ病』と診断されても、会社をやめるという選択肢はまったくありませんでした。
なぜなら、私は会社が好きだし、私が仕事が出来なくなったのは、病気のせいなのだから、
病気が治れば、元通りになると考えたのです。
しかし数日の予定だった休職期間が数週間に延び、そして数カ月と、体調が改善しないまま時間だけがすぎていくうちに、中途半端な状態への焦りも次第に大きくなりました。
会社を辞めたいというよりは、中途半端な状態に耐えられなくなったという言い方が適切かもしれません。
私は会社を退職するという決断をしました。
私のアラサー前後の時間の全てを捧げた会社。会社の成長に少なからず貢献してきたという自負もありました。そんな大好きな会社を、思いもよらない形で去ることになりました。
ブログを始めたきっかけ
仕事を離れて、自分自身を客観的に見れるように。
自分の仕事の仕方、仕事に対する価値観、働き方、生き方。
これまでいかに自分が狭い視野の中で生きてきたかという事が見えてきました。
世の中には色々な価値観の人がいて、様々な働き方、生き方がある。
私の経験した事、その経験から私が学んだ事を、今頑張っている女性、頑張りたい女性に伝えたいという想いでこのブログを立ち上げました。
ブログの内容
働く事は素晴らしい事です。自分自身を成長させてくれて、経済的な自由をもたらしてくれます。
一方でベースとなる考え方が間違ってしまうと、私のように病気になってしまったり、病気とまでは行かずとも、仕事が楽しくない、仕事が苦痛、といった残念なお仕事ライフを送ることになります。
決して少なくない仕事をする時間を意味のある充実したものにするためには、仕事とまた会社とどのように向き合うか。そして自分自身がどう『在るか』という事が重要になってきます。
このブログでは、【働く】という事が、女性にとって素晴らしいもので在り続けるために、私の経験を元に、女性の仕事の仕方、働き方、生き方について書いていきます。